ニュース・日記

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風通信101

2017/06/07(Wed)
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昨年の6月に、若い友人が亡くなった。
ちょうど1年が経過した。

詳しいことは知らない。
今年、年賀状を出したところ、
ひと月ほどして、それを知らせる
母上からの手紙が届いたのだった。
亡くなったことさえ、知らなかったのだ。
40歳を前にしての別れ。

数年前にささやかな席で愉しく話をしたけれど、
僕の知っている18歳の時のままの、
そのときの面影がいつまでも残っている。
明るく、愛すべき天然。
やりたいことがいっぱいある、って・・・。
トルストイの小説に出てくる
永遠に真っ直ぐな農道を走り続けて、
そのまま帰って来なかったように。

いつでも、悔いは残るのだ。
もっと、会っていればよかっただの、
言葉を伝えていればよかっただの。

いつでも思うことだが、
自分が年齢を重ねていて、そしてある時、
若い人が亡くなったと聞くと、
ただただ言葉を失う。
悲しいという言葉は想いを表すには足りないのです。
でも、きっと無理に言葉にしてはいけないのだ。
言葉にならないままのものを
静かにじっと胸に抱いている方がいい。

美しい字を書く子だった。
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