ニュース・日記

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風通信105

2017/07/06(Thu)
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僕は政治的には、
ラディカルではないにしても、
リベラルな方だと思っている。
少なくとも、コンサバではないですね。
でも、いわゆる「政治」にはほとんど興味がない。
ただ、ずいぶん前に、
これからの日本の政治には何も期待するものがない、
という感想は持った記憶がある。

顕著だったのは、
小泉のワンフレーズ・ポリティクス。
あれはいけなかった。
その小泉が安部を幹事長に迎えた張本人。
そして、イタリア国民が
ムッソリーニに万雷の拍手を送ったように、
僕らの隣人は小泉や安部を迎えた。
一国の宰相であるのに知性のかけらもない彼らを。

それにしてもだ、
好むと好まざるとに関わらず、
僕らはこの国で生きていくしかない。
その現実を受け入れるしかないわけです。

よくよく考えてみれば、
コーンパイプを咥え、
レイバーンのサングラスを掛けたアメリカの軍人が
ちょいと顎をしゃくっただけで、
すべてが変わったことを想起しますね。
これはもう、超ポストモダンな感じ。
きっと、構造的には何も変わっていないのだろう。
ワンフレーズ・ポリティクスだって、
「満州は日本の生命線!」とか、
「進め!一億火の玉だ!」とか、
いくらでも歴史の中に見出すことが出来るしさ。

東京都議選で、「都民ファースト」の圧勝という報道。
小池はしたたかな戦略家だなぁ。
たとえば、豊洲問題にしたって、
発表する時期を熟慮を重ねて決定したでしょ?
計算したとしか思えない。
同じ穴のなんとかとは言わないまでも、
似たり寄ったりですよね。

思うに、プラトンの哲人政治の主張は、
まあ、アクチュアルではないにしても
それなりに真理を含んでいるように思う。
哲学を忘却するどころか、
そのなんたるかをさえ理解していない群盲政治家によって、
操られている国家の混迷と悲哀を
まさに僕らは体験しつつあることからも明らかですね。

僕らは民主国家に生きているわけだが、
安部の都議選投票前日の街頭演説、野次る聴衆に向かって
「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と激高した、という
(なんとまあ、小さいこと!)報道の通りだとすると、
ちょっと北朝鮮を笑えないかなぁ。
もっとも、ヨシフ・スターリンの例を持ち出すまでもなく、
そこには粛清なるものが厳然としてある。
だから、その意味では、民主国家(笑)

この場所で、生き続けなければならないというのは、
ずいぶん、少なくとも僕にとっては、
シンドイことではあるけれど。
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