ニュース・日記

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風通信174

2019/03/06(Wed)
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旧劇団のメンバーの中では、
東さんが最も涙腺がユルい人です。

一緒に芝居を創った記憶では、
大野城市に依頼された九州戯曲賞作品『白波の食卓』。
彼は台詞が分かっているので、ソコの場面に行く前に、
すでに目には涙を溜めて演じるのであった。
これは困りましたなぁ。
だってだよ、ソノ台詞で、
一気に感情が高まるように書かれているんだから、
その前に思い入れられたら芝居にならないでしょ(笑)
いじ☆かるSTUDIOのリーディング公演『鉄道員(ぽっぽや)』では、
台詞の途中から、声がうわずってきて、
あ、来るかなぁ〜と思ったら、
やっぱり来まして、台詞が聞き取れなくなった。
きっと、豊かな人なんです。

どうも年を取ると、涙腺が緩くなってしまって、
というのが彼の言い訳である。

先日、ある雑誌を読んでいたら、
成瀬桜桃子という俳人の作品を見つけた。
平成16年に79歳で亡くなっている。
その2年前に、46歳の長女を亡くしたらしい。
いわば、その挽歌(俳句なので挽句というべき?)。
なお、亡くなったお子さんは、
永遠の子供とも言われるダウン症であったらしい。

〜黄泉路寒かろ襟巻きを巻いてゆけ
〜春の夜や夢に亡き子が「遊ぼ」と来る
〜天国行きぶらんこに娘は手を振れりけり

きっと東さんなら、大粒の涙を流すのではないかなぁ。
二つ目の句は、僕でも鼻の奥がツンとなりそうです。

来週、旧メンバーで打合せ。
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