ニュース・日記

ニュース・日記

風通信199

2020/09/07(Mon)
風通信 |
台風一過とはいかないけれど、想定より進行速度が速かったせいか午後には青空が見えていた福岡の空です。台風が過ぎて秋かも・・・、とはいいながら、今週はまだまだ酷暑が続きそうでやりきれない夏の終わりですね。
経費削減のために、チラシを誰かに依頼するのではなく、自分で作りました。フォトショップとイラストレーターを分からないなりに使ってみた。時間がかかったなぁ。同じ失敗を何度もしたり、やり直したり。本業と稽古の時間以外はほとんどそれに費やしました。画像は警固公園。CMの垂れ幕や、電線、不用な人物をカットして。だって、公園だもの、たくさんの人が歩いてる・・・。

物語はあるアパート。2階には港町司法書士事務所があり、3階より上は、賃貸の住宅。事務所には「野村 望」という60代前半の司法書士がいる。3階に「重宗 優」という薬局に勤める20代後半の女性の部屋。そこに居候する「大岡郁美」という同年代の女性。この三人が、それぞれ一人ずつ登場して進行するひとり芝居です。
 『タンドリーチキンの朝』→大岡郁美(演者:有定千裕)
 『アイランドキッチンの昼下がり』→野村 望(演者:中山ヨシロヲ)
 『ロングカーディガンの夜』→重宗 優(演者:有定珠菜)
「大岡郁美」は、舞台には登場しない「徳永正敏」という男性と付き合っているんだけど、どうやらその男性は「重宗 優」の元カレらしい。あれ、あれ?・・・複雑です。2階の「野村 望」は彼女たちとは面識がない設定。

オープニングとそれぞれのお話しの間には、バンドによる楽曲が入ります。いかにも素人くさいバンドです。どうやら同じアパートの住人らしいのです。総合タイトルは『Will you still love me tomorrow』で、もちろん、キャロル・キングの名曲です。まあ、「明日も私を愛してくれる?」くらいの意味かなぁ。舞台のオープニングで演奏されます。数多くのカバーがあるけれど、元にしたのはシュレルズ版です。本当はガールズ・コーラスを付けたかった。でも、コロナの影響でそれが出来なかったのです。まだ、間に合うので、「やりますッ!」という奇特な人いないかなぁ〜。

今日の西の空は、たたなづく豊旗雲・・・とでも言うのか、雲がまだ厚い。風が走っているので流れも速い。でも、その縁には、美しい夕焼けが輝いている。「Waterloo Sunset」もこんなふうだったろうか? キンクスの曲ですね。ウォータールー駅で出会った二人の目に映った夕焼け・・・。この楽曲も、幕間に演奏されます。
このページのTOPへ
Copyright (C) anton-crew All Right Reserved.
このページの先頭へ戻る