ニュース・日記

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風通信96

2017/05/14(Sun)
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寒い夜だった。
更地に造られた臨時の駐車場まで歩く。
オレンジ色の街灯。
信号待ち。
駐車場の入口には、
防寒ジャンパーに身を包んだ
警備員の黒い影が見える。
僕はポケットに手を入れて、
いくぶんか前屈みに歩く。
後ろを歩いていた彼女が、
やさしい子猫のように
スッと僕の腕に腕を絡ませた。
オレンジ色の街灯。
二人で、
小さな砂利をザクザクッと音を立てて歩く。
寒いはずなのに、
彼女の温もりが脇腹あたりに
ゆっくりと伝わる。
暖かな感触。
寒い夜だから。

そんな夢を見た。

日常の隣に非日常があって、
なんだか、その双方を行ったり来たりの生活。
このところ、ずっとそうだったなぁ。
一冊の本も読めず、一本の映画も観なかった。
でも、どうにか先が見えた来たような気がする。
ヤレヤレです。



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