ニュース・日記

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風通信146

2018/02/01(Thu)
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このところ、日記の更新がなされていない。
空行く雲が風に流されて行くように、
月日が寒さに震えながら過ぎていくんです。
本業の方も忙しかったし、表層的に生きていたわけね。
つまり、本も読まず、映画も観ていないのです。

さて、今日からは如月。

メールも手紙も電話もない生活という。
それがいまのところ、僕の習いとなっている。
うたかたのような思いは浮かぶのだけれど、
そっと自己完結して、安らかな冬の夢に落ちる。
ときどき、面白いメールをくれる友人がいて、
まあ、とりあえず、そういう奇特な人は、
ひとりくらいしかいないわけですが、
昨夜は、久しぶりのメールだった。

「いにしへのしづのをだまきくりかえし昔を今になすよしもがな」

この歌について。

ときどきは、こういう心境にもなりますね。
でも、失われたときは二度とは戻っては来ないんだよなぁ。
この世界にある美しいもののほとんどは、
記憶の中にしか存在しない。そして、
起きてしまったことは、
粉々に割れてしまった番町の皿と同じで、
どんなに手を尽くしても、元通りにはならない。

むかし理由があって別れたガールフレンドと同じで、
思い出すと胸が温かくなる。
でも、逢わない方がいいんだよね、もう元に戻れないから。
好むと好まざるとに関わらず。
たぶん、それが人生というものなんだろう。
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