ニュース・日記

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風通信202

2020/10/23(Fri)
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長い準備期間を経た公演が終わったよ。君はついに顔を見せなかったけど。想いが届かなかったかな。それはもう、仕方のないことです。

公演が終わるとたいていは一週間はボーッとして過ごすんだけど、今回はそうもいかない。制作から支払いの件でさっそくLINEが入るわけで。いつものアントンのほぼ3分の1のオーディエンスでさ。チケットは完売状態でまずまずだったけれど、会場が円形ホールという、そもそもが狭い会場だったしね。
つまんなかったという人もいれば、面白かったという人もいる。それは気にならない。僕が作りたかった作品を作って、制作は身を挺して動いてくれたしね。作家は美しい言葉で感謝の言葉を残してくれたし、バンドチームは晴れ晴れした顔でバラシの後、小屋を後にした。きっと楽しかったんじゃないかな。そして、もちろん、お客さんの何人かはいい時間を過ごしたと思ってくれたと信じられたしね。バンドリーダーの椎葉さんには、「楽しくやろうよ、あなたたちが楽しくやれば、お客さんも楽しいはずだから。こんな時期だからこそ、そういう時間を作ろうよ」と言ってて、それはおおむね実現したんじゃないかと思うんだ。越智さんのマリンバは素晴らしかったし、栗林さんのボーカルには心が癒やされた人が多かったはずだ。
コロナ禍の時期だからこそ、知恵を絞って装置のN君も舞台を考えてくれたし、ライブ感に拘わり、重要なアドバイスや、フォローをしてくれた照明のA君もいつも通り美しい明かりを作ってくれたし。今回はワガママばかり言って困らせた音響のT嬢には、毎度のことながらいつもの笑顔で癒やされました。やってよかったんじゃないかと思う。そして、この文章を読んでくれるいくたりかのあなたにも、感謝します。
芝居そのものは、なるほどライブでした。1回目と2回目は違うんだよなぁ〜、これが。そこのことも含めて、やっぱり空気感は映画やTVなどの映像表現とは違うと思った次第。ま、僕が今さら言うことじゃないけれど。
コロナ禍のために、関係者の人数を絞ったせいで、僕が転換をすることになった。公演のタイトル入りの黒のTシャツに、黒のマスク、黒のキャップ。裏黒の足袋。サングラスまでしようかと思ったんだけど、それはあんまりだし、だいいち舞台でつまずいたらかえってみっともないしで、それはしなかったけれど、初日が終わって制作のKが、間違ったでしょう・・・。かれはボソッと言ってました。はい。だって、始めてで、僕なりに緊張したわけです。

これから数週間はいろいろ頭を悩ませて大変だけど、とりあえず、今日までは気分はいい。たった一本のメールからはじまった今回の公演だった。君に話したいことがたくさんある。
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