ニュース・日記
僕は、月に2回から3回程度、ブックオフに行く。
たいていは付き合いで行くのだが、
やはりそこは本屋なのだから、そのたびに、
棚に並んだ本を眺めることになる。
だって、他にすることないでしょ?
そして、たいていは3〜4冊を買うハメになるのです。
もっとも、105円以外の本は買わないことにしているので、
出費といっても、1000円を超えることはない。
我ながら、安上がりな男だと思う。
それでも、時々、思いがけない本に出会うこともあり、
先日は河出文庫の『須賀敦子全集』が
最終刊の8巻を除いて揃っていたので、
まあ、各冊とも半額(約600円)という値段だったが、買った。
こういうこともあります。
たぶん、第8巻がブックオフに出ることはないだろうから、
それはいずれフツーの書店で買うことになるだろうと思う。
そうして・・・、
最近、手に入れた本に、中村雄二郎の『正念場』がある。
1999年の発行だから、すでに14年前の著作だ。
哲学書は語彙が難解で、概念化が苦手な僕は、
ほとんど読むことをあきらめているのだけれど、
新書くらいの一般向けのはどうにか読めそうなので、
中村雄二郎や、鷲田清一、などの本は書棚に飾っている。
そして、時々はペラペラ眺めるわけです。
で、ここからが本題なのだが、
その『正念場』に、次のような一節があった。
「興味本位の話題、私生活の露呈、自己〈道化〉化などにより、
プライドや恥ずかしさを投げ捨てて、〈軽いノリ〉を生かし、
現代の社会を覆っている過剰な心理的緊張を解きほぐす、日本文化の総〈お笑い化〉現象〜(ここで、過去の因習的な束縛、文化の惰性化を打破する笑いの効用について書かれる)
〜しかし、それが行きすぎてしまうと、すべてが拡散し、
とりとめがなくなって、ある、とても貴重なものが失われてしまう」
こういう文章を読むと、
ワイングラスを回して、赤ワインを揺らせ、
その波紋をしばらく眺めていたい気分になりますね。
・・・って(笑)
その手の笑いのない今回の水曜劇場の『ワーニャ・レッスン』だが
今週は、お客さん、入るかなぁ・・・。
川中が書いているように、7月はあと2回。17日が亀岡の最後。
31日は劇団員ではないが、縁あって参加している竹山のデビュー公演である。
亀岡は8月の千秋楽に再度登場の予定です。
たいていは付き合いで行くのだが、
やはりそこは本屋なのだから、そのたびに、
棚に並んだ本を眺めることになる。
だって、他にすることないでしょ?
そして、たいていは3〜4冊を買うハメになるのです。
もっとも、105円以外の本は買わないことにしているので、
出費といっても、1000円を超えることはない。
我ながら、安上がりな男だと思う。
それでも、時々、思いがけない本に出会うこともあり、
先日は河出文庫の『須賀敦子全集』が
最終刊の8巻を除いて揃っていたので、
まあ、各冊とも半額(約600円)という値段だったが、買った。
こういうこともあります。
たぶん、第8巻がブックオフに出ることはないだろうから、
それはいずれフツーの書店で買うことになるだろうと思う。
そうして・・・、
最近、手に入れた本に、中村雄二郎の『正念場』がある。
1999年の発行だから、すでに14年前の著作だ。
哲学書は語彙が難解で、概念化が苦手な僕は、
ほとんど読むことをあきらめているのだけれど、
新書くらいの一般向けのはどうにか読めそうなので、
中村雄二郎や、鷲田清一、などの本は書棚に飾っている。
そして、時々はペラペラ眺めるわけです。
で、ここからが本題なのだが、
その『正念場』に、次のような一節があった。
「興味本位の話題、私生活の露呈、自己〈道化〉化などにより、
プライドや恥ずかしさを投げ捨てて、〈軽いノリ〉を生かし、
現代の社会を覆っている過剰な心理的緊張を解きほぐす、日本文化の総〈お笑い化〉現象〜(ここで、過去の因習的な束縛、文化の惰性化を打破する笑いの効用について書かれる)
〜しかし、それが行きすぎてしまうと、すべてが拡散し、
とりとめがなくなって、ある、とても貴重なものが失われてしまう」
こういう文章を読むと、
ワイングラスを回して、赤ワインを揺らせ、
その波紋をしばらく眺めていたい気分になりますね。
・・・って(笑)
その手の笑いのない今回の水曜劇場の『ワーニャ・レッスン』だが
今週は、お客さん、入るかなぁ・・・。
川中が書いているように、7月はあと2回。17日が亀岡の最後。
31日は劇団員ではないが、縁あって参加している竹山のデビュー公演である。
亀岡は8月の千秋楽に再度登場の予定です。