ニュース・日記

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風通信33

2013/07/16(Tue)
風通信 |
僕は、月に2回から3回程度、ブックオフに行く。
たいていは付き合いで行くのだが、
やはりそこは本屋なのだから、そのたびに、
棚に並んだ本を眺めることになる。
だって、他にすることないでしょ?
そして、たいていは3〜4冊を買うハメになるのです。
もっとも、105円以外の本は買わないことにしているので、
出費といっても、1000円を超えることはない。
我ながら、安上がりな男だと思う。
それでも、時々、思いがけない本に出会うこともあり、
先日は河出文庫の『須賀敦子全集』が
最終刊の8巻を除いて揃っていたので、
まあ、各冊とも半額(約600円)という値段だったが、買った。
こういうこともあります。
たぶん、第8巻がブックオフに出ることはないだろうから、
それはいずれフツーの書店で買うことになるだろうと思う。
そうして・・・、
最近、手に入れた本に、中村雄二郎の『正念場』がある。
1999年の発行だから、すでに14年前の著作だ。
哲学書は語彙が難解で、概念化が苦手な僕は、
ほとんど読むことをあきらめているのだけれど、
新書くらいの一般向けのはどうにか読めそうなので、
中村雄二郎や、鷲田清一、などの本は書棚に飾っている。
そして、時々はペラペラ眺めるわけです。

で、ここからが本題なのだが、
その『正念場』に、次のような一節があった。
「興味本位の話題、私生活の露呈、自己〈道化〉化などにより、
プライドや恥ずかしさを投げ捨てて、〈軽いノリ〉を生かし、
現代の社会を覆っている過剰な心理的緊張を解きほぐす、日本文化の総〈お笑い化〉現象〜(ここで、過去の因習的な束縛、文化の惰性化を打破する笑いの効用について書かれる)
〜しかし、それが行きすぎてしまうと、すべてが拡散し、
とりとめがなくなって、ある、とても貴重なものが失われてしまう」

こういう文章を読むと、
ワイングラスを回して、赤ワインを揺らせ、
その波紋をしばらく眺めていたい気分になりますね。
・・・って(笑)
その手の笑いのない今回の水曜劇場の『ワーニャ・レッスン』だが
今週は、お客さん、入るかなぁ・・・。
川中が書いているように、7月はあと2回。17日が亀岡の最後。
31日は劇団員ではないが、縁あって参加している竹山のデビュー公演である。
亀岡は8月の千秋楽に再度登場の予定です。
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7月の3連休

2013/07/13(Sat)
暦では3連休、いかがお過ごしでしょうか。

博多は祇園山笠、昨日は追い山ならしでしたね。
わたしもここ何年か八番山笠上川端通「走る飾り山笠」に参加させてもらっていますが、昨日の暑さは、例年になく、熱中症になられた見物客の方もおられたようです。
わたしも家に帰ってから頭痛がひどかったです。

皆さんも水分補給はしっかりと。

昨日はここにいましたということで、写真を。

narashi0712.jpg


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

7月17日の水曜劇場『ワーニャ・レッスン』は、
いつもどおり、19:30からの開演です。

ソーニャ役の亀岡が、7月は最後の出演となりますのでお見逃しないようよろしくお願いします。

wa-nya0710.jpg

(川中)
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