ニュース・日記

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風通信55

2014/11/29(Sat)
風通信 |
雨の夜です。

こういう夜は、
ビリー・ホリデーの「I'll Be Seeing You」が聴きたくなる。
いつか使ってみたい曲なんです。

前にも書いたことがあったと思うけれど、
年老いたらそれなりの良さがあるものだ。
必ずしも、若いということが良いことではありません。
でもね、
ふと、人にはこういう感慨を持つ瞬間があるのではないだろうか。
「あの頃・・・、そうだ・・・、みんな若かった・・・ただ、若かった・・・」
などという台詞を漏らす瞬間。
その後は、・・・静かな沈黙しか残されていない。
言葉を失うような感じで。
涙が流れるかもしれないが、それを拭うこともせず。
静かに、あの曲が流れる・・・。
あ、演出しちゃった(爆笑)

「伊勢物語」にある
〜いにしえのしずのおだまき繰り返し昔を今になすよしもがな〜
という歌を思い出しますね。
適当な訳をすると、
「麻糸を紡いだ糸巻きから糸を繰り出すように、
もう一度親しかった昔を巻き戻し、
あの楽しかった日々を今にする方法がないものか。
それは出来ないと分かっているのに・・・」
こんな感じになるのでしょうか。

最近、訃報を聞くことが多い。
栗山民也さんの奥さんの中川安奈さん。
ジョニー大倉。越部信義、松本典子、中島啓江・・・。

昔は良かったとか、
今がいちばん良いとか、
人はいろいろに言うけれど、
過ぎていった時間が二度と戻らないことは事実ですよね。
過ぎたものは、すべて愛おしいのかもしれないですね。
二度と戻らないからこそ。

ここ数ヶ月、ひどく忙しかった。
その疲れか、この一週間、仕事以外は寝込んでしまって、
ちょっと弱気になったのかな? あはは。

勘タンが逝った11月の静かな幕引きです。
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告知です

2014/11/18(Tue)
岩井です。
最近は劇団外の活動ばかりしております。
12月の次回作は栃原と岡本がばっちりやってくれてますので。

というわけで告知を2件。

その1
創作劇「井尻商店街物語 PART2」(岩井眞實 作・演出)
流行歌に乗って、戦後の日本の歴史と商店街の歴史をみつめます。
日時:11月23日(日)〜11月30日(日)
 23、24、29、30日 14時開演
 25〜28日 19時半開演
 (開場はいずれも開演30分前、上演時間は約1時間です)
場所:福岡女学院大学いじ☆かるstudio(井尻商店街内、西鉄井尻駅徒歩5分)
料金:一般前売800円、一般当日1000円、学生前売500円、学生当日700円

その2
「第3回 春風亭正朝独演会」
これはすごいですよ。
日時:12月13日(土)15時(開場は開演30分前)
場所:福岡女学院125周年記念館1階 エリザベス・リー・ホール
料金:一般前売2000円、一般当日2500円、学生前売1000円、学生当日1500円

お問合せは1・2とも岩井まで。iwai@fukujo.ac.jp
よろしくお願いいたします。
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紙の月

2014/11/17(Mon)
映画の大好きな東です。
というかアントンのメンバーはみんなそれぞれ映画が好きですね。
僕は70年代80年代のハリウッドかな。

「紙の月」
先日封切られた宮沢りえ主演のサスペンス映画です。
テレビでもしきりに宣伝していますね。

このタイトル、英語にすると「ペーパームーン」。
僕はこちらの映画の方が好きです。
ライアン・オニールとテイタム・オニールの親子二人。
孤児アデイを詐欺師モーゼが遠く離れた叔母のところに送り届ける道中コメディ。

9才のテイタムオニールの
物怖じしない演技に冒頭から引き込まれてしまいます。
アカデミー助演女優賞を史上最年少で獲ったのも納得です。

この映画の中で、二人による両替詐欺がすごい。
一回見ただけではそのロジックは僕には見破れなかった。

遊園地でアデイ一人でうろついて綿菓子屋の前に止まる
アデイ「綿菓子ちょうだい」
おやじ「5セントだ」
アデイ「5ドルでおつりちょうだい」(5ドル札を渡す)
おやじ「ハイこれ」(1ドル札を5枚を渡す)
アデイ「財布の中が1ドル札でいっぱい。今の5ドルと替えて」
おやじ「・・・」(めんどくさそうに5ドル札を渡す)
アデイ「この5ドルと今あげた5ドルで10ドル札にしてくれる」(手に持った5ドル札を渡す)
おやじ「はい!もう知らんよ」(10ドル札と綿菓子を渡す)

うーん、天才だ。

最後に優しそうな叔母さんのところに送り届けられたアデイ、立ち去ろうとしていたモーゼのところに全速力でかけて来ます。
モーゼ「どうしたんだ」
アデイ「まだ200ドルの貸しが残ってる」
二人はまた旅を続ける。ここでEND。
おしゃれなセリフですね。

さて、今制作中のアントンの作品「帰れない二人」
こちらも負けじとおしゃれな、いや観客の心をくすぐるセリフがたくさんですよ。
大笑いというよりはクックックッと鼻で笑えます。
もっとも、セリフをよく聞いてないと笑いのツボを掴みそこねてしまうかもよ。
現在制作中。
アントンのおしゃれなお芝居、楽しみにお待ちください。




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スマイル♪♪

2014/11/12(Wed)
つい先日、先輩から「岡本さんって、疲れた素振りを一切見せないよね。」と言われました。そんなに深い意味はないけど、相手もかるい感じで言ってたけど、私は考えました。別に特に意識してる訳でもないけど…そうなのかな? そうなかもしれません。ふと考えてみると、色々な場所で似たようなこと言われてるんですよね。「直華ちゃんはいつも笑顔だね。」って。 ずっとずっと私はそうありたいです。私は面白いトークなんてできないし、会話で盛り上げることもできないし、すごく不器用だし……笑顔でいることだったら私にもできる! 笑顔でいれば良いことあるよ!忘れそうになってたときに先輩が気づかせてくれました。次は「疲れを見せないよね。」じゃなくて「いつも笑顔だね。」って言われないと 岡本直華


20141111.jpg
(読み合わせ中)
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観劇の秋。

2014/11/02(Sun)
今頃、ではありますが
ホークス日本一、ヤフオクドームで胴上げ、おめでとうございます。
シーズン終盤を考えると、甲子園まで行くかとも思いましたが、よかった、よかった。

そして、11月24日(月・祝)リーグ優勝パレード。
わたしは、観劇のはしごの予定ですけど。


本日は、福岡市長選挙の告示日でした。
立候補者は6名で、11月16日(日)が投票日。
「いざゆけ我らの福岡市長選!」って替え歌が...。(http://youtu.be/OjfAEZRMa9I)
わたしは、観劇の予定ですが。(投票はしますよ)


11月9日(日)は、「福岡マラソン」。(http://f-marathon.jp/)
自宅近辺は、マリナ通りに交通規制がかかります。
わたしは、遠征して観劇の予定ですけど。


で、結局何公演行くの?
と言われた、と思ったので、数えてみたら20公演弱ほど。
今月はいろいろ多すぎでしょう。体力的に持つのでしょうか。

11月はマンスリーがお休みでよかったと(結果的に)思う、川中でした。

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